その正味保険料収入、2016年度3月期決算で2兆5,000億円超、社員数も3万人以上を抱え、国内に670ほどの支店・営業所を持つ超大型損害保険会社として君臨する損害保険ジャパン日本興亜。
その社名に「日本」と「ジャパン」が被っていて異常に長い社名も気になりますが、その成り立ちの経緯や歴史、さらに自動車保険の特徴はどんなものなのかについて今回は紹介して参ります。
また、合わせてどんな世代の方、どんなカーライフをお送りの方におすすめなのかについても、詳しく分析していきたいと思います。

損害保険ジャパン日本興亜の自動車保険はどんな保険か解説

MS&AD(あいおいニッセイ同和・三井住友及び三井ダイレクトが所属)、東京海上(東京海上日動・日新火災が所属)と合わせ、「国内3大メガ損保」と呼ばれるSOMPOホールディングスの中軸企業であり、日本最大の損害保険会社であるこちら。
もともと、それぞれ多くの顧客を有する損保ジャパンと、日本興亜損保が2014年9月に正式合併して誕生し、いまだそれぞれが独立する損害保険会社と思っているユーザーも多いため、まずは損保ジャパン、日本興亜それぞれの概要について触れておこうと思います。

損保ジャパンの概要と歴史

2002年、安田火災を母体に日産火災、並びに大成火災が総合合併してできたのが、損害保険ジャパン(株)。
「おとなの自動車保険」のセゾン自動車火災保険(株)や、障害者・非就労者向けの保険を扱う日立キャピタル損保(株)はじめ、生命保険・損害保険を扱う関連子会社を傘下に収め、グループ全体で既に1兆円を超える売り上げを記録していた、大手損害保険会社でした。
前進の安田火災は、1983年のバブル全盛期には世界的名画、ゴッホの「ひまわり」を約53億円という法外な価格で落札。
以降、世界的名画の落札相場は青天井となり、「ジャパンマネー」は当時世界中を席巻、その金満主義が批判を浴びるきっかけを作ったことでも有名です。
ちなみに今、どこでも当たり前のように使われている5月初頭の大型連休を指す、「ゴールデンウィーク」という言葉を作ったのはこの損保ジャパンで、実はしっかりと商標登録までされています。
なお、かつて販売していた自動車保険の名前は「ONE-STOP」、この自動車保険に加入していて現在も更新している方は、損害保険ジャパン日本興亜に加入している状態にあると考えてください。

日本興亜の概要と歴史

2001年に日本火災海上と興亜火災海上、さらに翌年太陽火災海上が合併してできたのがこの日本興亜損害保険(株)ですが、実は現在そんぽ24として加入者を募っている会社はこの日本興亜損保の下部組織。
つまり、セゾン保険とそんぽ24の自動車保険に加入している方はその経営母体は、損害保険ジャパン日本興亜ということになります。
設立当初から石原軍団をCMキャラに起用し、その屈強なイメージで「損保会社としての経営力の強さ」をアピールしてきたものの、2008年のリーマンショックを起因とした、世界的金融危機のあおりを受け、その経営状態が失墜。
さらに三井住友系損保が合併、統合してメガ損保の一角を担うようになるなど、対抗損保会社との競争力低下に苦慮した結果、損保ジャパンとの経営統合へと繋がっていきます。
また、
エコ活動に顕著な取り組みを行っている企業に与えられる「エコファースト企業」の肩書を日本の損保会社として初めて取得、これは合併後再認定され維持しています。
そして合併した現在でも、旧日本興亜時代にこのエコについてアピール活動で起用していた、耳が葉っぱになっている妖精「エコラッタ」を引き続き使用しています。

見積もり方法

その多い支店・営業所の数を見ればわかるように、この損害保険ジャパン日本興亜(以下、グループ略称のNKSJと表記)は、代理店型自動車保険の筆頭的存在です。
すると、その見積もりなどは支店などに赴かねばいけないのかと思いきや、公式HP上で約5分の入力で簡単に見積もることが可能です。
個人向けの総合自動車保険「THA クルマの保険」、法人や個人事業主を対象とした「SUP」をこのNKSJは提供していますが、そのどちらにも対応。
また、「保険の窓口インズウェブ」のような、一括でその見積もりを比較できる便利なサイトにも複数参加しています。
もちろん、たくさんある事業所に立ち寄り、そこにいる専門の係員から詳しい説明を受けながら見積・加入手続きを進めることも可能です。
テレビやラジオなどでバンバンCMを流し、知名度も上がっている通販型・ダイレクト型自動車保険ですが、その実いまだ国内の自動車保険のシェアの大半を握っているのは、このNKSJを筆頭とした代理店型の自動車保険。
そのわけは、安定した経営基盤による保険料の支払い能力の高さへの信頼感や、初期対応・事故対応の良さによる安心感などですが、それがトップクラスと言えるNKSJの自動車保険の見積もりを通販型のように手軽にウェブ上でできるというのは、競合通販型自動車保険各社にとっては脅威以外の何物でもないでしょう。

契約内容の変更及び更新方法

見積もりはウェブでできるものの、実際の契約は代理店などに赴くしか方法はありません。
ただ、

  • 1、住所や電話番号の変更
  • 2、特約、補償内容などの見直しによる変更
  • 3、現在の契約内容の照会
  • 4、事故対応状況のリアルタイムチェック

などについては公式HP上で、「マイページ」登録をすればすぐに24時間ユーザー自身が自宅に居ながら可能です。
また、このNKSJの自動車保険は1年ごとの自動更新制、そのためうっかり更新手続きを忘れていてもしっかりと自動車保険は継続されるので安心。(安心更新サポート対象外契約を除く)
継続の際の保険料支払いは、継続開始の翌月から12回、一括のいずれかでの指定口座からの自動引き落としが便利。
また一括の場合では、ゆうちょ銀行や指定コンビニエンスストアからの払込票による支払いもできるようになっています。

等級

NKSJの自動車保険個人向けが採用している、ノンフリート等級割引率は以下の通り。

(NKSJ公式HPより抜粋)

このように、初回の契約では6等級(F)からスタート、1年間無事故であれば1等級ずつ上がりその割引率が優遇されていきます。
また、火災・盗難に伴う修理のための保険適用や飛来・落下物による車体の損傷などは1等級ダウン、それ以外の一般事故による保険適用は3等級ダウンとなるなど、ノンフリート等級に関することは、他の代理店型、通販型のそれと大差ありません。
また、契約車両の廃車・譲渡・盗難や災害での車両損失、さらに記名被保険者の長期海外赴任などで契約途中で保険を解約した場合、契約者が請求すると「中断証明書」が発行されます。
これがあれば、再度このNKSJの自動車保険に入りなおすとき、中断長所のノンフリート等級と無事故期間などを引き継いだ状態で加入できます。
これも、どの保険会社も行っているサービス・制度ですので、該当するときは利用するといいでしょう。

ロードサービスは充実

通販型の方が充実しているとよく言われるろーそサービス、このNKSJの自動車保険では「ロードアシスタンス」と名づけられていますが、そこは国内NO,1の加入数を誇る最大手損保。
その直営サービス拠点だけで300以上、提携先を合わせるとどれほどの数になるか想像できないほど全国津々浦々にまで張り巡らされているサービス拠点から、ロードサービス先任者が電話一本で駆けつけてくれるそのスピードと安心感は、他の自動車保険を圧倒するものがあります。
レッカー移動についてはその移動距離ではなく、15万円を限度に実費補償、この金額は一般的な牽引業者で見ると作業台などを差っ引いても180kmほどと通販型のレッカーサービスを凌駕します。
その他30分程度までの作業対応、ガス欠時の10Lまでの無料提供など一般的なロードサービスも整っていて、これがすべての自動車保険に自動セットたとえ利用しても前述の等級ダウンの対象にはならないようになっているので安心です。

他の保険と比較

上記で紹介した2社の合併により、日本最大の損保となったNKSJの自動車保険は、その経営基盤の安定で、合併前まで値上がりが続いていたものの2015年約0,2%とわずかながら、保険料が引き下げられました。
他の2メガ損保は値下げできなかったこともあって、それらより若干保険料が安く設定されています。
特に車両保険付きでの保険料差が目立ち、車両をNBOX、27歳男性が、本人限定で、

対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
人身傷害 5,000万円
車両価額 180万円(免責5-10)

 

の同条件で見ると、同じメガ損保である三井住友海上の「GK クルマの保険」では車両保険無しで34,970円なのに対して、NKSJの保険料は36,970と割高に。
しかし、これを車両保険(一般型)付きにすると、なんと逆転しNKSJの保険料の方が6千円ほど安くなります。
確かにまだ、通販型の自動車保険の保険料と見比べると割高ですが、合併によるサービス網の充実や代理店の増加、事故対応担当者の情報交換などによってサービスと補償などはもともとの充実度をさらにアップ。
保険料と合わせ、それも合併のメリットとして、さらに加入者の満足度を上げる結果となっています。

どんな年齢の人におススメか

通販型の多くが、26歳以上補償や30歳以上補償が上限の年齢制限での割引制度を取っていますが、このNKSJの自動車保険の場合(個人向け・自家用8車種に限る)、35歳以上補償の枠組みが用意されています。
また、他の代理店型と比較しても、35歳以上の方は割と高い価格帯の車種に乗っていることも多いので、上記で述べた車両保険が安上がりなこちらはピッタリ。
いずれも、交通事故などのリスクの下がる、この世代への保険料割引を充実させている証拠ですが、70歳以上になるとその割引率が下がるので、35歳から60歳当たりの年代の落ち着いた運転を旨とにする方に、おススメの自動車保険といえます。

・メリットは何?

ここまで述べてきたようにその代理店の多さや、ロードサービスの充実度などが主なメリットになりますが、自動車保険において最も気になるのはその事故対応でしょう。
事故の際の受け付け体制は365日24時間、駆けつけてくれる担当者は延べ100万件以上の事故を解決してきたNKSJの経験とノウハウを学んだ腕利き。
その保険料支払いのスムーズさも評判がいいようで、代理店型らしいメリットがたくさんある自動車保険といえます。
また、グループ内で団体保険など企業向けの保険商品を展開しているため、法人向けの自動車保険への評判もすこぶるいいので、企業の総務・車両担当者や個人事業主の方などは、一度公式HPなどで詳しくチェックすることをおすすめします。

解約方法

前述したとおり、満期の2か月前を目安に届く更新のお知らせに従い手続きを進めなくても、自動的に更新するスタイルになっています。
ですので、中途解約並びに満期での他社への乗り換えなどを考えるときは、コールセンターに問い合わせてその指示に従って手続きすることになります。
ですが、電話だけでは解約不可なので、各代理店に赴いて直接手続きする必要があります。

見直してみるのもあり?

ここまでその豊富な支店数、サービス網、さらに大企業らしい安心感に触れてきましたが、先程の保険料比較条件に沿って通販型の代表格、ソニー損保の保険料を出してみると、

車両保険無し・・・28,480円
車両保険付き(一般型)・・・52,340円

となり、車両保険無しでは8,470円、NKSJの売りである車両保険付きで16,460円もソニー損保の方が安上がりに。
事故対応などについても通販型であるものの、ソニー損保のそれは高い評価を得ているので、代理店型のトップを走っているとはいえ、保険料の節約を考え見直してみるのもあり。
ここで紹介した保険料は、条件によって変わりますのであくまで参考ですが、「保険の窓口インズウェブ」であれば簡単入力で両者並びに、参加する各損保・保険会社最大20社の保険料を自分の目でしっかりと比較可能。
ぜひ活用して、その自動車保険見直しに役立ててみてください。

他の保険から乗せ換えたい!どんな場合だったらありだと思う?

代理店型特有の安心感と安定性抜群のこちらに、自動車保険を他社から乗せ換えるとメリットが出そうな方は、

通販型自動車保険の事故対応に不満を持った方
35歳以上であり代理店型でもお得に車両保険を付加したい方
通勤などで長い移動距離を走るため充実のロードサービスを求める方

などが考えられます。
いずれにせよ、自動車保険はその保険料と補償、事故対応などのバランスが大切で、「安かろう悪かろう」の自動車保険では、後々後悔をしてしまう可能性があります。
この損害保険ジャパン日本興亜はじめ、代理店型自動車保険はメディア露出も少ないことからなんだか地味なイメージを持つユーザーも多く、保険料が高いと最初から検円する若い世代の方もおられます。
ですが、「質実剛健」堅実さと経営状態の力強さは通販型を凌ぎ、それが日本人の心をつかんで離していない現実を見る限り、「検討の余地なし」と切り捨てるのはちょっともったいないのかもしれませんね。

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