任意保険とも呼ばれる自動車保険は、強制保険である自賠責ではとてもカバーできない賠償責任や、車両の修復費をカバーするとても大切なものです。

ただ、その仕組みは煩雑で会社も商品もたくさんあるため、チョイスが素人では難しいところ。

そこで今回は、その選択に役立つよう自動車保険をケースごとのランキングしてみました。

 自動車保険は年代や対応、価格で選ぶ保険が変わる

自動車保険と一言で言っても、それぞれ会社によって保障内容も事故対応能力もそして保険料も大きく変わってきます。

同じ会社の商品でも細かくその設定が分かれていて年代や性別、クルマの用途や乗員人数などによってそれを正しくチョイスする必要があり、それを誤ると提供して欲しかった補償やサービスが受けられない羽目に。

また、掛け金を無駄に払ってしまうこともあるので、よく自分のカーライフと突き合わせて保険を選ばなければなりません。

事故対応で見る!自動車保険ランキング

自働車保険料は毎月もしくは年に一括で払うにしても、自動車を管理していくうえで馬鹿にできない出費です。

ですのでできる限り安い保険料のものに加入したいところですが、安い保険料のところは事故対応能力に疑問が残る場合もないわけではありません。

ここでは一時保険料には目をつぶり、その高い事故対応能力に支持が集まっている自動車保険をランキングしてみました。

1位 日新火災海上保険・・・このブロックの第1位は100年近くの歴史を誇り現在は東京海上グループの一員となっているこの損保会社の保険です。

初期対応から事故相手との折衝、事故後のレッカー移動や修理工場の手配など細かい気配りと丁寧な対応が評価されてのランクインですが、口コミなどで最も評価が高いのがその保険金の支払いのスムーズさです。

自動車保険選びでは、確かに直接現場にやってくる担当者の折衝交渉能力の高さも大切ですが、いかにそれが優れていても肝心の保険金が下りるまでに無駄な時間がかかると、契約者は最終的に不満を感じます。

そこで他社を上回る評価を得ているということは、損保会社として健全な運営がなされている証であり、総合的に事故対応が一番いいという評価に今回繋がりました。

 

2位 ソニー損保・・・事故にあったときは誰しもが不安を感じるものですがその時最初にするのは事故処理をする警察へに電話で、次にするのが加入している自動車保険の事故受付窓口になります。

この時、受付窓口の向こうにいるアポインターの確実な対応が無ければ、事故で受けた不安と緊張がいつまでも鎮まらず、さらにそれが増していくことになってしまいます。

この事故受付窓口の初期対応において大きな評価を受けているのが、現在クリームシチューさんが出演し「事故対応満足度NO,1」を大々的にアピールしているソニー損保です。

ここで言われている満足度NO,1の根拠となっているのは、様々な商品のマーケティング調査結果などを公開している、アメリカの調査コンサル企業「JDパワー」が発表した2015年度版ダイレクト型、並びに総合型(代理店型ともいう)自動車保険の顧客満足度調査。

 

保険金支払いのスムーズさ

自己受付体制の充実度

事故対応担当者の資質

自己責任調査と認定の確実さ

修理サービスの拡充

代車・レンタカーサービス

 

の6項目でそれぞれポイントが付されるこの調査で、ソニー損保はすべての項目で高評価を受け、一般的に事故対応が優れているといわれる総合型損保会社を抑え、トータルポイント第1位に輝きました。(合計699ポイント、前述の日新火災海上保険は時点の690ポイントだった)

 

3位 イーデザイン損保・・・多くの方が参考にするオリコンの顧客満足度調査ですが、ここで2015年度首位に立ったのはこのイーデザイン損保でした。

「事故対応のプロがいる」という同社のCMでは、頼もしくてカッコいい男性の代表でもある、俳優の織田裕二さんが事故対応担当者の役を演じていますが、オリコンの調査でも事故担当者への評価は全損保中第2位。

同じく第2位につけたコールセンター対応を象徴するかのように今人気沸騰中の女優、土屋太鳳さんが演じるコールセンター係が可愛すぎるとの評判もたっています。

 年代ごとにみる自動車保険ランキング

20代

20代は自動車の運転技術が伴わないことも多く、事故率が若干高め。

ですので、合わせて保険料の設定が高くなっているのが実情ですが、いかんせん自動車保険の加入の必要性に対する認識が薄く、経済的な理由からもに自動車保険の加入を後回しにする方も多いのがこの年代です。

また、女性は特によもやの事故の際、その対応に困る方も多いことからある程度掛け金がかさんでも、優れた事故対応能力を持っている保険会社を選択すべきかもしれません。

ですので、できるだけ安い保険料ながらしっかりとした事故対応能力を持っている会社を選択すべきですが、これがなかなか難しい。

高レベルでそれを実現している保険は多くありませんが、以下のものが当サイトでこの世代の方におすすめする自動車保険です。

 

1位 あいおいニッセイ同和損保・・・その名前でもわかる通り、あいおい損保とニッセイ同和損保が2010年に合併してできたこの自動車保険は、いわゆる総合型の自動車保険でありその安心感や事故対応などにはそれなりの高評価が集まっていますが、ダイレクト型に比べるとやはり若干掛け金は高め。

しかし2015年、若年層の車離れを防ぐことを狙って同グループである三井住友海上と共同で、初めて車を所有する方についてその保険料を6~12%割引する保険商品を展開、人気を集めています。

 

2位 ソニー損保・・・掛け金の安めのダイレクト型でありながら、前述の事故対応能力の高さも目立つこちらが連続でランクインしました。

多くのダイレクト型自動車保険が準備している、インターネット申し込みや保険証券のペーパーレスによる割引などもあるので、パソコンの扱いに慣れているこの世代の方ならさらに保険料の節約を可能にすることができるでしょう。

 

3位 三井ダイレクト損保・・・表彰台に最後に滑り込んできたのは、首位に立ったあいおいニッセイ同和損保と同じ、MS&ADインシュアランスグループの一員であるこちらの自動車保険です。

名前にダイレクトとあるようにこちらはネットと電話のみで契約を受け付ける通販型の自動車保険ですが、初回車両保有者対象の割引制度はこちらでも受けることができます。

事故対応や契約時の説明など、代理店型のあいおいニッセイ同和損保に若干劣る点はあるものの、全く同じ保障内容の契約をネット割や証券布発行割引などを利用することで安く節約できるメリットがこちらにはあるので、必要に応じてチョイスするとよいでしょう。

 30代

30代になると社会人としてのキャリアも安定し、クルマにお金をかける方も増えてきます。

また、新しい家族が増えるなど同乗者のことも視野に入れた保険をチョイスする必要が出てくるのもこの年代の特徴です。

 

1位 イーデザイン損保・・・ダイレクト型の自動車保険ですが、東京海上グループの一員として代理店型の持つ安心感や、事故対応能力の高さも併せ持つのがこのイーデザイン損保の自動車保険。

だんだんと等級が上がり、年齢制限も解除できるこの年代になると、目先の保険料ではなく家族構成や乗り方に応じて自動車保険をデザインしていく必要があります。

この保険には一家を支える扶養者が万が一亡くなったときに、そのお子様の就学費用などを定額保証する「育英費用特約」や、同乗した女性が顔にけがを負いその整形手術にかかる費用を定額保証してくれる「お顔手術費用特約」などがあり、そのカスタマイズが自由自在。

また、同乗者などが多いことから高額となる可能性も高い、事故による損害補償裁判費用を節約することができる「弁護士費用等補償保険」がすべての契約で自動付帯されるのもすすめしたいポイントとなっています。

 

2位 チューリッヒ保険・・・こちらは掛け金の安さが魅力の1つでもある通販型自動車保険の代表格ですが、家族でよくお出かけする方には実におすすめになるポイントがあります。

それが、事故時に帰宅・移動費用全額補償である点と、人数制限があるものの契約者本人及び搭乗者全員の宿泊費保証がついていることです。

レジャー先で不慮の事故、山間地などで帰宅する手段もなく慌てて宿泊先を探すなんて、お金も結構必要ですしせっかくのお出かけ気分が台無しになってしまいますが、この保険に加入しておけばそんな心配もいらなくなります。

 

3位 日新火災海上・・・こちらは中古車に乗ることも多い20代にも、おすすめの特約が設定できる自動車保険です。

「アサンテ」と名付けられた特約がそれで、事故による修理の時にリビルト品と呼ばれるリサイクルパーツを使用することにより保険料を安く上げるという一風変わった特約。

お子様の学費やマイホームのローンなど、何かと物入りになるファミリー層から、保険代の合理的な節約になると評判のいい保険です。

 40代

運転歴も20年以上になり、生活習慣の変化なども手伝って事故率がグンと下がってくるのがこの年代。

ただし、お子様なども運転世代に入って同じ車を運転する機会があるなど、カーライフが多様化していく世代でもあります。

1位 おとなの自動車保険・・・これはその保険名そのままが特徴を表していますが、セゾン自動車火災保険が提供しているこちらが第1位。

この年代以降でしかも事故の少なかった優良ドライバーに対して、掛け金を安く優遇をしているこの保険ですが、お子様が運転する場合でも契約者である親の年齢を基準に保険料が設定されるのもこの年代の方にはうれしいポイントです。

また、お出かけ先などの事故においても登録修理工場やロードサービスなど、全国に広がる損保ジャパン日本興亜のサービス網を利用できるので、ダイレクト型でも安心感が高い点も高評価に繋がっています。

2位 SBI損保・・・やたらと特約などが多く、一見しただけではその内容を確実に把握しにくいのが自動車保険。

そこに来てこのダイレクト型保険の場合は、掛け金がリーズナブルな「節約プラン」や補償内容を厚くした「充実プラン」、家族を乗せる機会も多いだろうこの年代にうれしい「ファミリープラン」などがあらかじめネット上ですぐ確認できるようになっているので、ネットに不慣れな方からも評価の高い保険です。

第3位 共栄火災海上・・・JA共催連合会が中心となって運営しているこちらの自動車保険会社の商品には、人間以外の「ファミリー」を補償する日本初となる特約が話題になり、それを評価しての3位入賞となりました。

それが、同乗したペットが死傷した時に、その入院費などを補償する特約が一部商品では付随できることです。

犬や猫などのペットのけがなどの治療費は馬鹿にならず、愛するそれを失った時の心身への負担は甚大。

それをカバーできるこちらは、子育てがひと段落しペットに多大な愛情を注ぐことの多い40代以降の世代からの支持を集めています。

法人の人におススメな自動車保険ランキング

法人の場合、1つの車両を不特定多数が使用する場合があるため、それを経営者や車両管理担当者は考慮に入れて保険を選ぶ必要が出てきます。

また、複数の初療を所持することも多い法人向けの商品を提供している損保会社もあるので経費削減のためにそれらの採用も考えておきましょう。

1位 富士火災・・・法人は複数の車両を管理している事も多いため、その自動車保険の契約スタイルが一般ユーザーと異なるケースがあり、それを個人のノンフリート契約に対してフリート契約と呼びます。

ノンフリート契約は車両1台ごとにその事故件数によって割引率が決定しますがフリート契約の場合契約者単位で割引率が決定するため、所持する車両のどれか一つが事故にあうとすべての車両にかかる割引率が下がってしまう事に。

その為、中小の企業では経費削減のためあえて複数の保険会社と契約し、フリートではなくノンフリート契約にするケースもあります。

しかし、この富士火災の車の保険には最大9台までノンフリート契約ができる「ミニフリート契約」が準備されているので契約を一本化でき、余計な手間をかけずに済むメリットがあります。(注・10台以上は通常のフリート契約となります)

2位 チューリッヒ保険・・・そもそも法人の保険契約が不可能なダイレクト型自動車保険の多い中、チューリッヒ保険はその契約が可能な数少ないものです。

しかも、ネットでの申し込みが可能になっているのはおそらくこのチューリッヒだけで、最大5台まで契約をすることができます。

3位 セコム損害保険・・・住宅セキュリティー最大手のセコムが運営する損害保険がこちらで、1台なら通販型での契約も可能な上その値段が安いと評判。

その掛け金は2位のチューリッヒより安い水準ですが、契約台数が2台以上になるとその契約は代理店方式になりチューリッヒを上回るので、今回は3位という結果になっています。