自動車保険の掛け金支払いは一般的に毎月、もしくは保険会社独自で決められている回数を分割で支払うケースと、1年分を一気に支払う一括払いの2パターンがあります。
それぞれメリットがあって当然デメリットも出てくるのですが、今回は支払い方法別に詳しくそれを見ていきたいと思います。

分割払いのメリット

分割払いのメリットは、いっぺんに大きなお金を準備しなくても自動車保険に加入できることでしょう。
等級が低く、年齢も若い記名被保険者の場合は1年分の保険料が高額にあることも多いため、分割での支払いに対応してくれるところをチョイスすると負担が少なくてすみます。
「自動車保険は高いからパス!」というのが、最大のデメリットを産む可能性があるので、まとまったお金を準備しきれない時は、素直に分割対応してくれる自動車保険を選び、加入をするようにしましょう。

分割払いのデメリット

一方分割支払いのデメリットは、すべての保険会社がそれに対応しているわけではないので、選択の幅が減ってしまうことがまず1つ。
さらに、分割払いの支払額合計の方が一括払いの保険料よりも高いのが一般的で、まったく同じ保険内容なのに、最終的には分割払いの方が余計に保険料を支払ってしまうデメリットがあります。
また、分割支払いではクレジット決済や振り込み、指定口座からの引き落としなど保険会社ごとの決済方法で支払っていきますが、

振り込みの忘れ
クレジットの利用停止
指定口座の残高不足

などがあり、分割保険料がうまく決済されないケースも、少なからずあり得ます。
この場合、分割保険料の支払われていない間補償がされないこともありますので、大きなデメリットがここでも出てきます。

一括払いのメリット

前項で述べた通り具体的には約5%ほど、分割払いよりも一括払いの方が保険料が安く済みます。
ですので、年の保険料が非常に定額になる20等級で年齢も40代、50代と上がってきているベテランドライバーは、一辺に1年分の保険料を支払った方が良い場合も増えてきます。
また、分割支払いによる決済不良はあり得ないので、補償が1年間途切れる心配が不要、さらに、その決済方法も豊富に用意されているというというメリットも発生します。

一括払いのデメリット

一度に、保険料として大きなお金が出ていく以外のデメリットはあまりありません。
それを証明するように、自動車保険の一括見積りが取れる「保険の窓口インズウェブ」によると、下記グラフのように自動車保険加入者全体では7割以上と、圧倒的に一括払いでの利用が多いのがわかります。

メリットがあるのは分かっているけど・・・

とはいえやはり先立つものが必要、下記グラフを見ればわかりますが、

初回加入の一括払いと分割払いの割合のグラフ19歳~29歳の一括払いと分割払いの割合のグラフ

保険料が高くなる初回加入や若い世代は、分割での加入も増え、19~29歳に至っては約半数ほどが分割支払いを利用しています。
「できるなら一括が安上りだからいいけど、やむを得ず分割に」というのが、現状と言えるでしょう。(保険の窓口インズウェブ上コラム「知って得する分割払い」参考)

各自動車保険業者ごとのお金の払い方

一括支払いの場合

メリットのところでも触れましたが、一括支払いのケースでは、

クレジットカード
銀行振り込み
ゆうちょ支払い
コンビニ決済
ペイジー

など、いろいろな支払方法の中から選択可能で、これはどの保険会社もそう違いありません。

分割払いの場合

ネットなどで加入手筒気を完了できる通販型のうち、クレジットカード決済以外の会社独自の分割での支払いに応じているのは、初回に3ヶ月を支払い全10回分割のアクサダイレクトと、チューリッヒのみ。
しかも、チューリッヒで分割払いを選べるのは電話申し込みの時のみ、インターネットからの申し込みでは分割払いを選択できないため、インターネット割引の適用を受けられません。
その他の通販型自動車保険会社に関しては、一括もしくはクレジット使用による分割しか対応していません。
一方代理店型自動車保険会社では、そのほとんどがクレジット決済はもちろん、口座引き落としでの分割にも対応しています。
ただし、すべてが対応しているとは断言できないので、お目当ての自動車保険があるときは、各代理店に問い合わせるようにしてください。

払い方によって保険料に差が出るの?

一括支払いの場合、その支払いの仕方で保険料に差が出るケースは、銀行振り込みの時の「振込手数料」の発生ぐらいなものです。
分割支払いの場合では、発生する一括払いとの保険料の差「5%」がクレジットでの分割にすると、クレジット会社の手数料相場である「8%」辺りに変わってきます。
つまり、分割手数料を自動車保険会社に払うか、クレジット会社に払うかの違いですが、クレジットの利用では、ポイントキャッシュバックなどの特典も用意されているので、一概に支払い方法だけで損得を決めることはできません。

実際は一括見積をするのが一番!

一括と分割の選択では多少保険料が変わりますが、自動車保険では支払い方法より、保険会社の違いによる「保険料の差」の方が断然大きい。
先ほどのデータを見つけた「保険の窓口インズウェブ」では、一括払いの金額に加え、分割対応しているところならその金額も明記されます。
ですので、最大20社から受けられるという、その一括見積もりを直に見て保険料を比較、その差を確認して自動車保険は選ぶようにしましょう。