車に乗っていると、いくら気を付けていても遭遇してしまうことがある交通事故。
そんな、万が一に備えて加入するのが自動車保険ですが、それとは別に知らないうちにしっかりと加入している保険があります。
それが自賠責保険ですが、その保険内容について自動車保険とは大きな違いがあるのですが、詳しく知らないという方も多いはず。
そこで今回は、その補償内容から掛け金などを紹介し、自動車保険とどんな点が異なるのかについて触れていこうと思います。

自賠責保険とは?

自賠責保険は、その加入が義務付けられている点から、自動車保険が任意保険と呼ばれるのに対して強制保険と称されることもあります。
ただ、どうやって加入したかすら覚えていないなんて方もいるはず、なぜなら自賠責保険はその加入について一般の方が関与することはまずないからです。

加入方法とその金額

上記で述べた通り、自賠責保険は強制加入であり、自動車からバイクまで、およそ公道上を走る車両のすべてが、必ず加入しなければならないものと、道路交通法で定められています。
加入タイミングは、新車登録・届け出時、または継続車検を受けるときで、自賠責保険に加入しない状態では登録・届け出をすることも、車検を受けることもできません。
加入手続きをしてくれるのは、ディーラーや中古車販売店であり、加入者は一定の保険掛け金を一般的に「諸費用」と呼ばれる自動車重量税などの必要な税金とともに、各請求の書面上で見るだけです。
そして、どこで加入手続きをしても、同じ車両ならその掛け金は下表のように全く同じ。
そのため、自動車保険と異なり、掛け金を比べるために数社で見積もりをすることもないことから、「加入した事実」がイメージとしてあまり残っていないのです。

 

車種 保険期間
37ヶ月 36ヶ月 25ヶ月 24ヶ月 13ヶ月 12ヶ月
普通乗用車 36,780円 35,950円 26,680円 25,830円 16,380円 15,520円
軽自動車 35,610円 34,820円 25,880円 25,070円 15,950円 15,130円
250cc超のバイク 14,950円 14,690円 11,780円 11,520円 8,560円 8,290円

※2017年4月1日以降のもの、沖縄など離島では掛け金が異なるため要確認

自賠責保険の補償内容

その補償内容については、「自賠責保険」という言葉を分解すると、とてもわかりやすく見えてきます。
この自賠責保険とは、「自分」が事故を起こしてしまったときの、人に対する「賠償責任」を、補償してくれる「保険」という意味なのです。
つまり、自賠責保険に加入していても自分自身のケガや、乗っていた車へのダメージへの補償はもちろん、相手の車の修理代も補償されることはありません。
その補償される保険金の限度額は以下の通り、

傷害による損害・・・120万円
著しい後遺障害が残り介護が必要な場合・・・(要常時介護第1級)4,000万円
(要臨時介護第2級)3,000万円
上記以外の後遺障害・・・(第1級)3,000万円~(第14級)75万円
死亡による損害・・・3,000万円
※いずれも被害者1名につきの限度額

どれをとっても、完全に被害者に対しての賠償責任が果たせる金額ということはできません。
ですが、国民を守る立場の国の方針として被害者保護の観点から、

「最低限この程度の補償を付けた車やバイクに乗りなさい!」

というのが、この強制保険の意味合いになります。

いざというときの請求方法

自賠責保険の請求には大きく分けて、

加害者請求・・・加害者が被害者に損害賠償金を先に支払い、そのあとで保険金を損害保険会社に請求。
被害者請求・・・加害者に保険金の支払い能力がない場合に、被害者側が加害者の加入損保に保険金を請求。

の2種類があります。
いずれも、加入している損害保険会社に連絡、請求書を提出することで、事故・損害状況の調査と審査会を経て、保険金がそれぞれに支払われることになります。
細かい必要書類などは、損害の大きさなどによって異なるので各損保・保険会社に確認をしていただきたいのですが、1つだけ注意点を。
加害者請求の場合は、被害者に賠償金を支払ってから、被害者請求は事故に遭ってからいずれも3年で保険金支払いの時効がやってきてしまいます。
そうすると、いかに強制保険で誰しもが加入しているとしても、保険料を受け取ることができなくなる。
ですので、万が一の際はおそらく車検証とセットに保管している保険証券を確認して、できるだけ早く加入先に連絡、請求をするようにしましょう。

自動車保険との違いはなに?

加入せずに公道を走ることはできず、もし未加入のままそれを行うと、非常に厳しい罰則が科せられる自賠責保険と異なり、任意保険と呼ばれているように、自動車保険への加入はドライバーの意志で自由に決めることができます。
しかし、自賠責保険はあくまで自己の相手の人的被害への賠償分に飲み補償が受けられるもの。
そしてその補償限度額も、万が一相手が死亡してしまった際では、賠償額が1億円を超えることも多いことを考えると、最高でも3,000万円という保険金額はなんとも心細い金額です。

どちらにメリットがあるか

任意加入である自動車保険では、対人賠償の限度額が基本的に無制限に設定されているので、高額になってしまった場合でも自己負担なく、被害者に十分な賠償ができるメリットがあります。
併せて、自動車保険に必ずセットされる対物賠償保険では相手の車への被害の賠償も、人身傷害では加害者の立場であっても自分自身のケガなどへの補償も受けられます。
さらに、車両保険までつければ自分の車の修理代にまで保険金下りてくる、こうなれば自動車保険にさえ入っていれば、

「自賠責保険なんてメリットが無くいらないのでは?」

と思ってしまうかもしれません。
しかしそうはいかない、自動車保険の対人賠償はあくまで、自賠責保険では賄えなかった分を補助するスタンスになっている。
そのため、仮に被害者が不幸にも死亡して賠償金が1億円となったケースでは、自動車保険の対人賠償からは自賠責分の3,000万円を引いた、7,000万円しか保険金が支払われないのです。
そもそも法律に反しますし、普通に車検などを受けていれば否応なく加入しているはずですが、自動車保険に加入しているとしても、万が一自賠責保険未加入だとこの3,000万円は自腹ということになってきます。
つまり、自賠責保険と自動車保険が対になって初めて、被害者にも加害者にもなりうるドライバーにとって、安心できる補償を受けることができるのです。

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