あいおい損保ってどんな自動車保険

トヨタ自動車と親密な関係を持つ損保会社

あいおい損保(正式には、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社といいますが、長すぎるので以後「あいおい損保」と略して記述します。)はMS&ADインシュアランスグループの一員ですが、その親会社の主要株主のトヨタ自動車がいるため、自ずとその関係性が深い。
その為、トヨタ自動車各ディーラーでは、「あいおい損保・三井住友海上」というMS&ADに属する損保・保険会社の自動車保険と、トヨタファイナンスが提供している自動車ローンを同時に勧誘する「一体型自動車保険」というものを用意しています。
これはローンの支払い並びに保険料を毎月定額にして支払いがしやすいことや、保険とローン、日頃メンテナンスなどの相談をいっぺんに、かつトヨタ自動車に属する車の知識にとんだ担当者通してできることが人気を呼んでいます。
トヨタで車を購入、かつトヨタファイナンスを利用するユーザー限定のサービスではありますが、全国に広がる「オールトヨタ」のネットワークの頼もしさとその安心感で、加入者も増えてきているようです。

あいおい損保は代理店型なの?通販型なの?

あいおい損保はその保険内容や保険料の試算、契約者情報や運転者限定や年齢制限などの変更などは公式サイトで可能ですが、その加入は代理店や支店に赴かなければ加入することができない「代理店型」の自動車保険です。
通販型は同グループ内の三井ダイレクトが担当し、上記で紹介したようにトヨタの各ディーラー、並びに中古車店などを代理店としてその加入者を募っています。

あいおい損保の個人用自動車保険「タフ」の特徴

・補償内容が充実!

タフ最大の特徴は代理店型自動車保険らしい、きめ細やかな基本補償と多彩なオプション補償を用意していることで、安心できるカーライフを求めるユーザーに人気。
まず、その賠償金額が膨らんできている対人賠償責任保険ですが、通常この保険では補償しない歩行者や自転車側の過失(信号無視等)による賠償を補てんする特約や、万が一相手が死亡した場合の、弔問や葬儀参列にかかる臨時費用を補てんする特約が自動セットなので安心。
また、相手の車の年式が古い場合多くなるのですが、事故による相手側の車両修理費が事故当時の車両時価を上回ってしまうことが良くあります。
この場合、時価を上回る修理費用は通常の対物賠償では補てんされないないのですが、その超過修理費用も支給してくれる「対物超過修理費用賠償補償特約」をセット可能なのも安心感のアップにつながります。

ロードサービスってどんなもの?

このあいおい損保「タフ」のロードサービスは、「ロードアシスタンスサービス」と名付けられており、主に2本柱で加入者のカーライフをサポートしてくれます。
まず、「クイック修理サービス」と呼ばれる1本目は、キーのとじ込みやバッテリー上がり、ガス欠やスペアタイヤへの交換など、特段特徴のないサポートサービス内容。
特筆すべきは2本目の「レッカー現場急行サポート」で、これは24時間365日受付の専門ダイヤルに電話することで、故障・事故で自走出来なくなった車を、修理工場などまで運ぶ業者を手配してくれるサービス。
他の保険会社のものと違うのは、あくまで手配をするのであってやってくるのは、あいおい損保のスタッフではない専門の指定業者、加入者がJAF会員であるときはJAF優先に依頼します。
特徴的なのが、レッカーの移動距離ではなくかかる「費用」でその限度を決めていることで、すべての契約において自動セットされている、「運搬・搬送費用特約」の内容が反映。
それによると、レッカー移動だけでなく、車載者による陸送や、事故や故障でのクレーン作業代、さらに高速道路運賃などを1回の走行不能事案で30万円を限度に補てんしてくれます。
一般的なレッカー牽引・搬送会社の料金でこの30万円とは、約500kmの牽引・搬送に値する金額なので他社のものよりかなり長いもの。
大体東京~京都間ほどの距離になるので日常の通勤やなどでは、ほぼ無制限と考えてもいいほどのレベルとなっています。

家族と一緒に入れる保険なの?

もちろんこのあいおい損保も、家族ぐるみで加入できる自動車保険です。
一家の大黒柱で運転歴も長く、保険のノンフリート等級が最も高い父親の等級を反映させて、新卒のお子様の自動車保険を安くする方法なども活用するといいでしょう。
また、記名契約者の本人だけでなくその家族の自動車搭乗時以外のけがなどに対応する特約の競っても事細かい項目が網羅されているので、それこそ自動車保険だけでなく様々な損害保険をトータルで取り扱う「プロ」がいる代理店等に訪れてじっくりと相談し、家族みんなで利用していくと、その真価をより発揮する自動車保険でもあります。

保険料は他の自動車保険に比べるとどう?

・あいおい損保は保険料が高い?

代理店型であるあいおい損保は、その保険料が通販型と比べるとかなり高いとネットなどでは言われていますが事実どうなのでしょうか。
具体名は避けますが、ある通販型保険とこのあいおい損保の保険料にどれほど開きがあるか、以下の条件で比較してみました。

条件1

被保険者 等級 記名被保険者 運転者範囲 年齢制限
40歳男性 16等級 本人 本人限定 35歳以上限定

条件2

車種名 年式 用途 予想走行距離 対人賠償 対物賠償 人身傷害 車両保険
エスティマ H28 日常・レジャー 5,000km 無制限 無制限 5,000万円 あり

※1 ネット割など利用可能な割引はすべて利用して算出、居住地は離島以外とする。
※2 弁護士費用並びに対物超過修復費用特約をセット。

この条件での保険料を見ると、あいおい損保のそれは年間6万円ほど。
それに引きかえ、通販型の平均値は年間で3万円ほどとなっていて、実にダブルスコアに近い保険金の差があります。
ただ、代理店型のあいおい損保と通販型の自動車保険を比べては「異種格闘技戦」の様相を呈するので同条件で代理店型の「朝日火災」の自動車保険の保険料も見積もりしてみるとその額年間で4万9千円弱。
これまた1万円近く安い保険料の見積もりが、朝日火災の自動車保険では出てしまいました。
この結果から言うと、「あいおい損保は高い!」という、巷の意見は事実といわざるを得ません。
ですが、これはネット上で契約が完了する通販型を支持する方の声が多く、そういったユーザーの最大関心事は「保険料の安さ」。
一方いまだに自動車保険のシェアの大部分を代理店型が握っているのは、この青い甥損保の様に保険料は高くても、自動車保険のプロと面談しながらその安心感と信頼感を得たいと考える方が多いからです。
上記で触れてきたように、自働でセットされるきめ細やかな補償や、他社より充実がみられるレッカーサービスなど、保険料の高さだけではないポイントを重視して、あいおい損保を選ぶ方も大勢いらっしゃいます。

1日単位だとどんな感じ?

保険料が高い!と大きなデメリットを声高く上げる方もいますが、このあいおい損保には長い歴史を持つ老舗の損害保険会社らしい、使える自動車保険のプランがあります。
それが、「ワンデーサポーター」と呼ばれる、1日単位で加入できる自動車保険プランです。
例えば帰省先で離れて暮らすご両親の車を借りるとき、旅行先でその地区に住む友人の車を拝借してドライブに、なんて時に便利な自動車保険。

1日ワンコイン、500円のベーシックプランでは、
無制限の対人・対物賠償保険
対物超過修理特約
1,500万円の自損傷害保険
死亡・もしくは後遺障害に対して1,000万円まで補償する搭乗者障害特約
自動車保険「タフ」と同等のロードアシストの自動セット

がされているので他人の車を使った時の事故での賠償や障害への補償や、トラブル回避を力強くサポートしてくれます。
また、+1,000円することで300万円を限度、15万円を免責とした借りた車の故障修理費用の補償までついてくる「ワイドプラン」にすることができ、さらなる安心が得られると好評を得ているようです。

解約方法は簡単なの?

通販型の場合そのほとんどが1年契約になっていて、満期の場合は満期日までに更新手続きをしないと自動的に解約されますが、代理店型のあいおい損保はどうなのでしょうか。
あいおい損保では1年だけでなく、2年、3年契約をすることも可能なので必ずしも1年で自動解約となるわけではありませんが、満期までに更新をしないと自動的に解約になるのは通販型と同じです。
さらに途中解約についても、契約を実際にした代理店に電話連絡をし、その指示に従って手続きをすれば簡単に途中解約することは可能です。
代理店によってその対応も変わるでしょうし、実際に加入して試せるものではないのであくまで情報として1つ。
ネットと電話でその加入、契約内容変更、解約などが可能な通販型に比べると、わざわざ代理店まで赴かなくては、解約はじめいろいろな手続き出来ないことが多いといわれるのが、代理店型自動車保険です。
ただその中で、このあいおい損保は電話だけで解約できたという話も聞くので、比較的その鉄手続きがスムーズである代理店が多いようです。

総合的に他の保険と比べるとメリットは高い?

「保険料が高めである」という一点を除けば、超大型企業グループの一員として長く損害保険を扱い、その事故対応能力や手厚い保証と豊富な特約、さらに他社にないワンデーサポートなどメリットはたくさん。
特に、トヨタ車を毎回購入するヘビーユーザーにとっては、最初の方で軽く触れたローン一体型自動車保険の利用など、有利なことも多くなってきます。
よく、今回紹介したあいおい損保に対しては、顧客満足度ランクが低いなどといった風評がたちますが、この顧客満足度調査は「インターネット」を利用して調査されるため、代理店型自動車保険の他社のランクも軒並み低い。
つまり、保険料の安さを売りとしている通販型自動車保険ユーザーの意見が強く反映されているものなので、これだけをうのみにはしない方がいいでしょう。
そして、カーライフを豊かにする自動車保険を探すのに役立つのが、「保険の窓口インズウェブ」などといった比較見積サイト。
保険料比較だけでなく、特約や補償の充実度など細かく設定して項目ごとに自分に合った自動車保険を比較することができるので、ランキングだけに流されない自動車保険選びのために、ぜひ一度活用してみてください。